1. 訪問者 ~主の伝道者~ ……ピンポーン♪
遠坂「士郎、帰ってきたの……?」
……がらら。
言峰「神を信じるかね?」
遠坂「信じないわ」
2. 訪問者 ~今持ち合わせが……~ ……ピンポーン♪
遠坂「士郎、帰ってきたの……?」
……がらら。
借金取り「こちらに遠坂さんが――」
……ぴしゃり!!!
遠坂「――ただいま留守にしています。御用のある方は、発信音の後にメッセージをいれてください」
借金取り「ちょっと遠坂さん、留守電のマネしてもダメですよ!
今日こそは貸したお金、耳をそろえて返してもらいますからね!」
遠坂「くっ、しつこーい!!!」
3. 訪問者 ~出入り禁止~ ……ピンポーン♪
遠坂「ハーイ! 新聞、保険、セールス、言峰、借金の取り立てはお断りしていマース!」
言峰「…………ふむ。嫌われたものだな……」
4. 訪問者 ~お風呂上りはサイコー~ ……ピンポーン♪
遠坂「士郎、帰ってきたの……?」
……がらら。
牛乳配達「チワース、牛乳の配達です」
遠坂「あら、ご苦労様♪」
桜「……あれ、先輩の家は牛乳の配達頼んでましたっけ?」
5. 訪問者 ~ダッシュ!~ ……ピンポーン♪
…………ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン!!!
遠坂「だぁぁー、うるさーい!!!」
……がらっ!!!
遠坂「……いない?」
――言峰「フフ。ピンポンダッシュの腕は落ちていないな(爽笑)」
6. どこから出したのさ? ~絶対ヒミツ領域♪~遠坂「――これ、あげる」
セイバー「アゾット剣ですね」
士郎「……? 今、どこから出したんだ。スカートの中か……?」
遠坂「ヒミツよ」
士郎「……むぅ、ヒミツですか?」
遠坂「そ♪」
7. 睡魔 ~噛むとスッキリするよ~遠坂「――あぁ、もう眠くて、眠くて…………」
士郎「しっかりしろ、遠坂! 眠っちゃダメだ、今寝たら起きれなくなるぞ!」
セイバー「そうです凛、しっかり! これを噛んでください、CMでやってました!」
遠坂「……あのね。アンタ達、ここは冬山じゃないんだから」
8. 鞘摘出 ~ちょっと照れ臭いですね~セイバー「それでは始めます。準備はいいですか?」
士郎「いいぞ、遠慮なくやってくれ」
……さわわっ。
士郎「は、はぅぅぅっ(感度良好)」
セイバー「シロウ、そのような声を出されては……(真っ赤)」
士郎「す、すまん、くすぐったから……つい(真っ赤)」
9. 鞘摘出 ~ツボ~セイバー「シロウ、あなたに鞘の加護がなくなった今、私からも策があります」
士郎「え、何か策があるのか?」
セイバー「ええ。これで戦闘力が飛躍的に向上するはずです」
士郎「そ、そんなことが……。で、どうするんだ?」
セイバー「こうするんです!」
……ぶすっ、ぶすっ、ぶすっ、ぶすっ、ぶすっ、ぶすっ、ぶすっ!
士郎「――っ!!!」
セイバー「今、七つのツボを突きました。どうです、強くなりましたか?」
士郎「……セ、セイバー、君は何か恐ろしい勘違いをしていると思う(ピクピク)」
10. 大食い対決 ~私に勝てると思うたか……!?~ギル「今までずっと考えてきたぞ。
イヤがるお前をどう組み伏せ、呪いを呑ませるか。泣き叫ぶ顔を踏みつけ身篭るほどの泥を呑ませ、耐え切れず俺の足元にすがりつく……その穢れきった姿をな……!」
セイバー「ならばその身が同じ末路をたどろうと、異論はないな……!」
…………。
セイバー「ほらほらどうしたのです、三倍は持って来いと言ったのはどの口ですか?(踏み踏み)
あぁ、そうか。あなたの“三倍”は、たったの“三杯”のことでしたか。情けない男ですね(嘲笑)」
ギル「……ぐぐ、おのれ。…………しかし、もう、入らない……おえっぷ」
11. 英雄たるもの ~大器~セイバー「――まぁ、私が満腹になるには、その六倍は持って来ていただかないと……」
士郎「どれだけ大物なんだ、セイバー」
12. この世全ての…… ~ロリ~イリヤ「…………」
士郎「――!!!」
言峰「――よく来たな、衛宮士郎。
最後まで残ったただ一人のマスター……って、聞いているのか?」
士郎「イリヤ……(;´д`)ハァハァハァ」
言峰「……ふむ、さすが“幼女の味方”と言ったところか」
13. この世の全ての…… ~ワカメ~士郎「こんなもので親父が……」
言峰「フフ。そう、これが人を呪う“この世全ての悪”――アンリマユだ」
……うねうね。
士郎「くそぅ、親父はあんなワカメみたいなのに負けたのか……!」
言峰「くく、傑作だ、傑作だよ、衛宮士郎。ヤツは、人気投票でもワカメにも負けているのだからな!」
士郎「それを言うなーーーーッ!!!」
14. その頃の修行僧 ~衛宮断ちの苦行~ ……ちゅどどーん。
修行僧A「一成殿、何やら外が騒がしくないですか?」
一成「――喝。すべては気のせいです。そのようなことでは衛宮への想い……もとい、邪念は払えません。集中、集中あるのみです」
……ずばばーん。
修行僧B「ホ、ホントに気のせいでしょうか?」
一成「邪念が幻聴を呼び起すのです」
……ごぅごぅ。
修行僧C「あ、あの一成殿、本堂が燃えているような……?」
一成「心頭滅却すれば、火もまた涼しー!!!(聞いてない)」
15. 父の最期 ~トドメは痴情のもつれだったな~言峰「切嗣の最後はどうだったのだ?
息子であるお前に責任を押し付け、なにやら満足して逝ったワケか?」
切嗣『士郎、女の子は泣かしちゃダメだよ……。
きっと後悔するからネ……(ニカッ☆)』
士郎「ああ、その通りだ言峰!
親父は素晴らしい笑顔で逝ったさ……!!!」
*コトゴトに挑戦
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